カテゴリ:大人のレッスン



30日 3月 2019
最近大人の生徒さんもレッスンに通ってくださっていますが、その中のお一人の方はパソコンを使って作曲をしています。楽器が弾けなくてもパソコンで音符を入力しながら、作曲することができるのです。ですが、最低限の音楽の知識がないと、どうやって楽譜を作成していくかが分からないため、曲を作りながら楽典の知識をレッスンしています。今までオーケストラの曲として色々な音を組み合わせて作っていましたが、今回はピアノだけのための作品を作っています。そこで、ピアノならば私も弾けるということで、私も一緒に作曲に加わり共同で作曲しています。 作曲家ってほんとにすごいです。私はものすごい数の曲を練習してきましたが、いざ自分が曲を作るとなるとサッパリ思い浮かびません。前奏の段階で頭を抱え、先に行かない😖メロディに対しての伴奏部分も正しい音は選択できても、より綺麗な音をと模索していくと、メロディラインとの絡みがおかしくなっていったり。。パズルのピースがピタっとハマるように、良い音がなかなか見つからないのです。こんなに大変な作業とは思いませんでした。これまで 弾いてきた全ての作曲家の偉大さに改めて気が付きました。そして、今練習しているベートーヴェンさん、ホントにすごい。何度も何度も書き直し作曲していたと言われています。一つのモチーフを積み上げて、一曲になっていく。まさにパズルがピタッピタッとハマっていくように曲が出来ているのです。ヒェ〜って思うくらい考え込まれてます。やっぱり楽譜に書いてあることを大事に弾かないといけないです。作曲者側の立場になり、改めてこれまで先生方に言われてきたことの重みを知りました。