来月発表会をします。
夏のおさらい会から約半年が経ちました。
私のお教室では、年に2回の本番の機会があります。
一曲を楽譜読みから始めて、弾けるように仕上げて、暗譜する。この流れだけでも、相当な粘り強さが必要だと思います。さらに、多くの人の前での演奏。どんなに練習してあっても当日緊張しすぎて、うまく弾けないこともよくあることです。だからこそ、何度も経験し、失敗したり成功したりしたその経験を、その都度フィードバックして欲しいと思っています。
よく生徒に言います。お医者さんや運転手さんや失敗が命に関わることでは、失敗は許されないけど、ピアノの場合は失敗しても、ちょっと残念な気持ちになるくらい。だれも死なないし、自分が傷つくわけでもない。みんな安全だから、たくさんの失敗をここで今のうちに経験してほしいって。
私自身も色々なコンサートで演奏し、上手く行くこともあれば、いかないこともあります。
息子は、私が失敗した演奏会の動画をそこだけカットしリピートして何度も繰り返し、お笑い動画として保存してます😆失敗した時は、ガッカリした気持ちだったりしますが、お笑い動画集として編集されると、笑えます🤣そうやって笑い飛ばして、次はもっと上手くいくようにと練習しています。
大人でも、先生でも、上手く弾けたり、失敗したりしてるんだから、生徒たちだってみんな同じ。その経験をすることが1番大事なことだと思います。
子ども達が自分自身の気持ちに負けないで舞台に向かっていけるように、応援しています。お家の方も応援をお願いします。そして、一人舞台に出て行く子ども達の勇気を1番にたたえてほしいと思います。